五十路女子、ニューライフ始めます。

54歳で会社を辞め、新しい人生を模索し、楽しむ日々を綴ります

PC前留学、始まってすぐに転覆状態


4月1日から仕事、8日から大学とほぼ同時に仕事と通信大学を始めてしまったわたし。

一体何をどう考えて、五十路も半ばになってフルタイムの仕事と大学を同時進行できると考えたのか、自分を過信するにも程がある。と大学が始まって1週間後くらいから今まで、激しく自分ツッコミを繰り返しております。苦笑。

 

まず仕事、28年振りかの一般社員、加えて新人。仕事の内容というよりも、自分の裁量がなく、とにかく仕事を覚えてその通りに業務を遂行するってのはなかなか真剣に取り組む必要がある。家でノートをまとめなおして覚えるという日々が続いた。。。

しかも、ここの仕事は、フルタイムだと隔週で土曜日半日出勤がある。半日で終わるからいいかと考えていたが、半日つぶれるのはかなり痛い事に気づいた。

 

一方の大学、2週間ほどの事前オリエンテーションはご機嫌で過ごしていたものの、いざ4月に入ってコースが始まってみたら、、なんと出だしからつまづいた。

今取っているのはオリエンテーションの次に始まったどの学部の生徒も絶対に受けるという共通のまだまだ大学の授業の受け方に関する基本学習のコース。本当は2コース取らないといけないが、2コース一度には無理だと判断して1コースだけにした。この2つのコースでとにかくgrade2以上(100点中の70点以上)を取らないと実際の学科には入れないというもの。

 

で、、、、コースの内容であるが、これがまあまあえぐい。

毎週インストラクターが決めたテーマについてのディスカッションに参加し(チャット的なもの)、ディスカッションのメンバーの3人を評価し、その後また別のテーマのレポートを2-3枚書いて提出。(翌週はその他のメンバーのレポート3名分を理由をつけて採点・評価する事になる)そして、振り返りの宿題やレポートを行い、内容を理解したかどうかのセルフクイズを受ける。というまあ、これが毎週の締め切りごとにやらなければいけないボリューム。わかってはいたが、ボリュームがすごい。これを通常2コース(つまり量が倍)とらないと4年では卒業できないのだ。

 

大学は4/8に始まったが最初の1週間で既に、これはまずいと焦った。

読み物が多すぎて、もう必死で読んでも追いつかず、最後はGoogle翻訳先生にテキストを投げ込んで翻訳してもらうという大技に出てしまった。

しかも、大変に頭を悩ませたのが、APAフォーマットという英語で論文を書く際のフォーマット。これがまたよくわからない。先生にも「フォーマットについてもう一度テキストを読んでみて」と指摘されてしまい焦る。とうとうクラスに一人しかいない日本人のクラスメートにメールで相談した。インストラクターにも相談。しかし時差の関係でインストラクターからの返事は遅い。そうこうしているうちに時間がなくなってくる。焦ってkindleでAPAフォーマットの本を購入。しかしそれも英語。じっくり読んでいる時間がなく、もうフォーマットはわからないままライティングの宿題を提出。それでも締め切りの水曜日の夜は睡眠時間を削って取り組まなければならなかった。

翌日は仕事の為、朝6時に起きるのがつらい。

 

仕事が慣れるまでの辛抱だとは思ったが、これをこのまま続けると常にギリギリの状態でその上1コースしかとれない。私は単位移行の関係から卒業まであと75単位取らなければいけないので通常2コース取れば2年半ほどで卒業できるが、1コースづつ取るのであれば5年かかってしまう。

 

これはあかん!仕事か大学どちらかの量を減らさなければ。いや、もう大学は半分に削ってこの量だ。つまり仕事を削るしかない。

と、まだ試用期間中に、出勤日数をフルタイムから週4日に減らしてもらう決断をしたのである。

 

最初はフルタイムで仕事を覚えようと思ったのが間違いだった。フルタイムだと正社員になるらしいが、もう55歳で正社員にこだわってはいない。ただ、忙しそうな今の職場でいきなり初月からパートに切り替えを申請するのもなんだか気がひけるなどと最初は思っていた。。。が、4月も後半になり、そんなことを言ってる場合じゃないぞというぐらい切羽詰まってしまった。いまだにAPAフォーマットがよくわかっていない。通いの大学ならクラスメートに気軽に聞けるがPC前留学は自分との戦いだ。

これはもうなるべく早く職場に申請するべきだ。そして大学も次のコースをスキップしてじっくり事前学習を行わなければ出だしでつまづいたままでは後が辛くなるのは目に見えている。つまり、大学を1タームスキップして、仕事を週4日勤務にしてもらう。これが今私がやらなければならない事だ。

 

大学ではようやく授業を通してインストラクターやクラスメートがどんな人かわかってきたところなのだが、、、仕方ない。急がば廻れ。今ほどこの言葉がしっくりくるタイミングは他にない。

 

しかし、今回のドタバタはいい経験になった。自分を過信せず無理なく着実にいかなければ。もう無理してどうにかできる年代ではなかったのだ。