五十路女子、ニューライフ始めます。

54歳で会社を辞め、新しい人生を模索し、楽しむ日々を綴ります

確定申告終わりました!

退職は昨年の10月だったので、確定申告が必要となりました。

昨年は初めてふるさと納税というものもやってみて、申告はややこしくなるかなあとちょっと不安になり、退職してすぐに税務署に行ってマニュアルなどをもらってきていました。

f:id:beforesunset001:20220225105726j:image

 

約8年前に会社を辞めた時は、いったん紙に内容を書き出してそれを入力したりして、間違えていないかの確認等が非常に面倒で時間がかかった覚えがあり、事前に手書きで紙の申告用紙にマニュアルに添って書き出して準備する念の入れよう。笑

特に30代にいくつか入っていた保険の申告が結構面倒。

 

で、、、どうにか手書きの申告書が完了し、いよいよ国税庁の確定申告作成コーナーにいったらば、、、なんと、サイトの指示通りに入力していけば・・・あっという間に確定申告が完了した!所要時間は1時間もかかっていない・・・。さくさく入力すれば30分かからないんじゃないか。

 

いや、なんだったんだ。あの手書き準備の時間は。8年前からずいぶん申告サイト、進化しているんだな。そりゃそうか。それを考慮していない私、昭和・・・。

しかも、、、悪戦苦闘して手で書き出した内容は間違えていた、、、あやうく損するところでした。

 

なにはともあれ、無事に申告が終わり、10万円近い金額が戻ってくることになりました。やった!久しぶりに仕事した気分。笑

 

 

これまでの転職歴

さて、37歳、47歳で無謀にも転職してきたワタシであるが、仕事が見つかったのはたまたまだったのかもしれない。

 

■37歳の転職

37歳の時、離婚をして16年勤めた会社を辞めて東京から大阪に戻ってきた。

大阪で転職したかったのではなく、色々あったので心機一転アメリカに留学しようと思ったのだ。嬉々として準備を進め、UCLA社会人学部の映画学科への入学も決まり、ホームステイ先も決まりあとは渡米のみ。

・・・が、その時ふと考えてしまった。えーと卒業したら40歳。え、帰ってきて仕事あるのか?と。

試しに転職エージェントに相談しておいた方が良くないか?

・・・で行ってみました。

やっぱり、それまでの仕事は映画に関する特殊な仕事だったので大阪では同業種での就職は無理だと言われた。

そりゃそうか。そうすると学校が終わったらアメリカ永住か東京に戻ることになる?

なんとなく大阪の生活が楽しくなっていた私は、悩みつつ、大阪にあるエンタメ企業の1つに応募し、これがダメだったら留学したほうがいいってことだ。と思い直した。・・・らあれよあれよという間に受かってしまい、その会社に行くこととなった。大学やホームステイ、飛行機のチケットなどキャンセル料をかなり払うことになったが、大阪で久しぶりに働くことと新しいエンタメ企業にワクワクした。この会社では結局7年近く働いた。

 

■47歳の転職

37歳で入社した会社ではプロジェクトリーダーやら事務局長やら担当することになり、とても大変な仕事だったので、上司が変わったり、同僚が異動したり、色んなことが重なり会社を辞めた、、、はいいが、その時点で47歳、さあどうする。

どうする・・・と考えながらも半年もぶらぶらしてしまった。

前職もなかなか特殊な仕事だったので、次にやれる事がみつけづらい。

東京に行けばたくさんやりたい仕事があったが47歳でお江戸にもどるのは気が進まない。それに私は大阪が好きなのだ。

そんな時にある企業からスカウトされた。私の履歴書から、経験豊富な人と思ったのかもしれないが、私はなんでも挑戦してみたい人間だ。

話を聞けばこれまでとは全く業界の違う会社のカスタマーサービスのマネージャーをしないかとの事。考えてみれば私は現場のマネージャーという仕事をしたことがなかった。いつも本部の仕事ばかりしていた。一度経験してみるのもいいかとその仕事をお受けした。前職が大変だったのでこの会社は居心地がよく、結局8年近く働いた。

 

さて、そのような訳で、まあまあのいきあたりばったり感が強い転職となった訳だが

結果的に私は色んなことを経験し、学ぶことができた。

 

考えてみれば、それまでの職歴は他にも旅行会社1年、英会話学校 2年とバラエティにとんでいる。

 

古畑任三郎に出てくるたびに職業を変えている八嶋智人のように、わたしは色んな職業を体験することにハマってしまった。

 

しかし、、、まだ54歳でそれ、通用するのかしら??

私は会社を辞めて自由に生きたいのである。とは言え、財政的にもまだ人生の半分で全く働かないわけにもいかない。

さてどう自由に働くのか、自由の効く仕事になんてありつけるのかしら。

54歳からの新業種への転職。チョモランマ級に難しいかもしれないが頑張ってみます・・・

f:id:beforesunset001:20220225112107j:plain



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会社を辞めてからのお金の話

さて、毎度のことながら会社を辞めるとびっくりするほどの支払いに追われる。

 

1 住民税 (なぜか前年の給与からの算出。前年というところが・・・大変!)

2 健康保険(計算してもらったら、国民健康保険より安いという事で、任意継続、つまり会社時代の健康保険を継続する事にした、最大2年。しかも会社員時代は会社が半分払ってくれていたので自分で払うとなると倍になる・・・)

3 国民年金(これは定額で月16,610円。まとめて払うと少しだけ減額されるみたいで5か月分で82510円でした。540円くらいお得。)

という訳で、仕事がない間はこれを自分で払っていくことになる。

私の場合は月額にすると平均8万円程度。たかっ!

ここに生活費が加わるから、節約したとしても普通にいけば退職金は半年程度でなくなる。

そう、つまりは2月でなくなるのだ。わお。もう今月で退職金使い果たす?

コロナのお陰で旅行も行けなかったけれど、あっという間の半年だった。

 

ここからマイナス生活かというと、、、ありがたいことに失業保険が90日分出る。という訳で、最終5月までに仕事が決まれば家計はマイナスにはならない。

一旦仕事を辞めたとはいえ、この家計をみるとどんなに切り詰めても全く仕事しないわけにもいかない。そろそろ本腰を入れて仕事を探さないと!

・・・ただ、コロナで求人はあまり動いていない。且つ年齢的にそんなに簡単に仕事が見つかる訳ではないだろし、自分が生きたいように自由に生きていけるような仕事を探さなくちゃいけない。、、、なんと難しい!

 

とはいえ、お尻に火がついてきたので転職活動に本腰を入れて参ります。家計のマイナスはなんとか避けたい。

 

(ちなみに、上記支払いの内、年金などは世帯主で一人暮らしなどの条件が揃えば減免してもらえると思います。。)

 

f:id:beforesunset001:20220225113110j:plain



 

 

 

 

 

 

日本語教育能力検定試験 独学用のおすすめ参考書

ちなみにこの試験、おそらく70%程度の回答率で合格するといわれているようである。

多分ギリギリで受かったであろう私が、おすすめ参考書など書くのもおこがましいし、浮かれすぎではあるが、あれこれ本を買った割にはどれも中途半端に浅く手をつけてしまって、もったいなかったなあと思ったので、今振り返ってみて、これを集中的にやるべきだったんじゃないかと思った本を共有したいと思います。

f:id:beforesunset001:20220217163624j:image

 

 1 日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド ヒューマンアカデミー

  →これはもう必須の赤本。3-4回は読み返す余裕が欲しい。

 2 日本語教育能力検定試験 合格するための本 株式会社アルク

  →こちらは試験の流れや、コラムなども充実していて、特に初めて受験する人にはあったら嬉しい役に立つ一冊。

 3 過去問題集 3-5冊 (私は念のため5年分やりました。)

  →実際のテストの傾向がわかってよい。

 

あと、、、過去問を解く際にこのサイトを忘れてはいけない。

「毎日のんびり日本語教師

中国の大学で日本語を教えている先生のサイト。

私は大変にお世話になった。過去問の回答には説明がついていないので、このサイトで解説を読んで理解を深めたのである。いわば過去問の不明点を理解するには必須のサイトである。この方は毎年の過去問の詳しい解説をサイトに載せてくれていて本当に神のような人だ!と思いました。

 

さて、私はといえば、すぐに日本語を教える訳ではなく、まだまだ勉強しなければいけないと思っている。これまでの勉強は試験用のものだったので、付け焼刃感がぬぐえず、その後実際に日本語を教える為の参考書を6冊ほど買った。今後は自分のために、実際教える為の勉強をじっくりしてみたい。

自分である程度自信がついたら、ボランティアになるのか、アルバイトになるのか仕上がり次第ではあるが、デビューしたいと思っています。

 

 

日本語教育能力検定試験にチャレンジ。

 

前回だらだらと日本語教師について書いたが、要は昨年の12月、私は日本語教育能力認定試験に合格したのである。勉強期間2か月で!(←ここ自慢。笑)

 

私と言えば、最近昨日の事も忘れてしまう事が多く、もしかして認知症なのでは・・・と日々おびえていた。そんな五十路の頭で、この快挙。通知が来たときは試験に合格したという事と、私の頭、大丈夫だった!というWの喜びで小躍りした。

 

が、、、とは言え、この2か月間は学生時代でもここまで勉強してないかも、、、というぐらい勉強した。おそらく1日7時間以上は勉強はしたであろう。さすがに色々と用事があったりハローワークに行ったり、体調が悪かったりと、毎日毎日という訳ではなかったので、平均すれば1日6時間ぐらいだろうか。つまり述べ360時間ぐらいは勉強したことになる。

 

元々高校生の頃、国語は好きだったが、その後勉強した事はなかったので、初めて参考書をじっくり読んだときは、「母国語だからなんとかなるだろう」とたかをくくって、それまできちんと本を見なかったことを、えげつなく後悔した。

 

なにこれ、知らないことばかり!難しい・・・。日本語の文法だけじゃなくて発音、教授法・・・覚えることがものすごく多い。これをすべて覚えられるのかというよりも、、、それ以前に読み切れるのか??とおののいた。

 

しかしもう四の五の言ってられない。試験まであと2か月しかないのだ。当初は来年受かればいいやと思っていたが、来年になって勉強時間が確保できるかどうかの保証もない。仕事がない今、できるところまでやってみよう!・・・そう思った。

 

その時点で試験の基礎知識の本と、赤本といわれる主要な本計2冊しか持っていなかったのでまずは、YouTubeやブログをあちこち見て、必要そうな参考書を買いまくった。

下記が全リストだ。

1 日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド 3520円

2 日本語教育能力検定試験 合格問題集  3278円

3 日本語教育能力検定試験 分野別用語集  2860円

4 日本語教育能力検定試験に合格するための基礎知識 2200円

5 日本語教育能力検定試験に合格するための記述式問題40 2530円

6 令和3年度日本語教育能力検定試験合格するための本 3080円

7 図表でスッキリわかる日本語教育能力検定試験 合格キーワード1400 3520円

8~12 日本語教育能力検定試験 試験問題 平成28年~令和2年 1540円×5冊=7600円 

f:id:beforesunset001:20220217103024j:image

全部で3万円弱か。(実のところ何冊かkindleで購入してしまい、書き込みができないので勉強しづらく買いなおした。よって実際はもっとかかっている)

だが、学校に行く50万円程度の受講費を考えると安い。

で片っ端から読んでいこうとしたが・・・もう赤本自体の意味をつかむのに必死で「これ本当に2か月後までに読み終えられるのか?」という分量に萎えた。

 

そこで、、、まず過去問題集を1年分通して回答し、その後赤本を読むという事を繰り返した。意味はわからなくともとりあえず問題集を解くことで、赤本を読んだときに、

あの質問の答えはこれか!と興味をもって読み進むことができる。

 

また、それだけでは頭に入らないので、読みながらノートにまとめなおしたり、単語を書き出したりした。

しかしまあ学生の頃ほんとに勉強してなくて、勉強慣れしていなかったため、勉強法を確立するのにかなり時間を使ってしまった。

 

来る日も来る日も勉強だったが、思った以上に日本語指導法を勉強するのは楽しかった。そのおかげで勉強は当初立てた予定通りに進んだ。

勉強法を確立するまでに、まとめたものを、再びまとめなおしたり、赤ペンで線を引きなおしたり、ずいぶん無駄なこともした。ほとんど使っていない本もいくつかある。

 

さて、試験勉強になれていなくて結構無駄な作業をしてしまった私が、私なりに、もしかしてあれこれ手をつけずとも、これさえじっくりやっておけば受かったんじゃないかと思う参考書をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

日本語教師の資格が欲しい!

現在、すでに退職から半年経った。

退職してからの半年、ずっとぼーっとしていた訳ではない。

しかしコロナも思ったようには収まらずボー然と過ごした日もあるにはある。

まず、この半年を振り返ってみる。

 

辞めてから少しゆっくり今後の事を考える時間を持とうと考えてはいたのだが、

私には1つ退職してすぐにやりたいことがあった。

 

それは・・・「日本語教師の試験を受ける」である。

前から憧れていたのだ。日本語教師

それに私が、通勤前にいつも立ち寄る駅ナカのカフェにはたくさんのベトナム人の女の子が働いていた。皆いつも笑顔で、とても頑張っている。気持ちがいい。

毎日毎日見ているうちになんだか彼女たちのような日本で働こうと考えている人に日本語を教えたい!という気持ちがふくらんできた。

 

そんなある時、前職の先輩と食事に行った際、彼女がアルバイトでベトナムやタイの人たちに日本語を教えていると聞いた。

その時は何気なく聞いていたが、日本語を教えることを具体的に考えようかと思い始めるきっかけとなった。

 

聞けば日本語は誰でも教えることはできるが、できれば教師をする資格を持っていた方が良いとの事。

調べてみると、日本語教師の資格というのは、420時間の講義を受けるか、日本語教育能力試験に合格するかどちらかで得られるらしい。

試験は年一回、10月に開催される。

年々不安になってくる記憶力を試す意味でも久々に脳を真剣に使ってチャレンジしてみようと思い立った。

 

420時間の講義は民間のスクールでも行っていたが、だいたい50万円近くする。高い。

迷わず、独学しかないなと思った。試しに今年受けてみて、雰囲気をつかんでから翌年に合格を目指そう。そう思った。その時点で退職予定の4か月前。試験日からは7か月ほど前の事。

 

退職までの日々は怒涛で、私の後任が見つからず、退職が難しい状態が続いた。とうとう自分で後任探しに乗り出し、なんとか退職できたのは、試験日まであと2か月というタイミングであった・・・。

f:id:beforesunset001:20220217102817j:image

 

 

 

 

 

 

 

 

退職を後押しした二つのブログ

そうだ、52歳で仕事を辞めよう!などと安易に決めたものの、

さて、その時点でわたくし既に50歳になっていた。

次も同じように働きたいならば、その時点でやめておいた方が良かったのだと思う。

なにしろ50代での転職は、40代の転職よりさらに厳しくなるはずだ。

 

しかしその仕事に就いてその時点でまだ4年目。折角仕事や人に慣れてきたところだったので、すぐに会社を辞める気にはなれなかった。ならば、とりあえず無収入でもしばらく困らないようにお金を貯めようではないか!と思った。

 

思ったはいいが、、、たいして貯金をしたことのない自分はお金のため方がわからない。焦ってIDECOや株など調べたものの・・・なかなか手が出せずちまちまと節約による貯金を始めた。しかしまあ必死で頑張ったところで2年で貯まる金額なんて知れていた。このままじゃあ退職できないまま、定年までいってしまいそう・・・・あと10年以上この会社で働くなんて・・・10年後に同じ会社で定年を迎える自分の姿は全く想像できなかった。

 

そんな悶々とする日々を送っていたわたくしが、ある時、この2人の本やブログに出合って、そうだよ、会社を辞めてもなんとかなるさ!と思えたのだ。

何かを買う事で、自分の機嫌をとり続けていた私にとって、あこがれの生き方を提案している方たち。

 

今ではもう、コロナで皆当たり前にスローライフやミニマルに生きることを選んでいる人が増えているが、いまだに80年代を生きてますか?の私にとっては衝撃だったのだ。

 

私が紹介しなくても既に有名なお二人なのだけれど、あえて紹介させていただきます。

 

1人目はショコラさん

生活費12万円で豊かに楽しみながら日々を暮らしておられ、読んでると穏やかな気持ちになれる。いつも気分が鬱々としてしまう通勤電車の中でよく読んでいました。

lee3900777.muragon.com

f:id:beforesunset001:20220217101953j:image

そして、2人目はテレビでも時たま見かける稲垣えみ子さん。

東日本大震災をきっかけに「個人的脱原発計画」に挑戦し、家中のプラグをすべて抜き、現代の暮らしに不可欠と考えられるテレビ、冷暖房、掃除機……といったモノたちを次々に手放してゆく。

いやもう徹底した節電、節約生活がすごい。

なんたって印税や講演会などから収入はあるだろうが、もう会社員からは完全に卒業されたのだ。

toyokeizai.net

 

f:id:beforesunset001:20220217102034j:image

稲垣さんの本は一人暮らしでお金を使わないで楽しむ料理編、一人飲み編などあってどれも本当に面白い。いつも日々を楽しみながら生きていく知恵や考え方を提案してくれる人だ。

 

さて、お二人ほどの素敵な人生を確立できるかどうかはわからないけど、私も自分なりの充実した生活を追及して参りたいと思います。